「フロンティア軌道」の記事一覧

このキーワードを扱った記事: 4件
構造と結合

フロンティア軌道論の基本(HOMO・LUMO・軌道の形と係数・電荷支配と軌道支配)

分子軌道からHOMOとLUMOを定義し、求核剤・求電子剤との対応、π*やσ*の形が攻撃の場所と向きを決める仕組み、電荷支配と軌道支配の考え方とその限界まで解説します。

2026年9月20日
構造と結合

共役と非局在化を分子軌道で読む(アリル系・ブタジエン・共鳴構造との対応)

共鳴構造で描いてきた共役と非局在化を、π分子軌道で読み直します。アリル系の3本のπ軌道のうち中央の炭素に節がある非結合性軌道ψ2から、アリルカチオン・ラジカルの正電荷や不対電子が両端の炭素に乗る理由を説明し、ブタジエンの中央の単結合が短くなる理由(共役とsp2混成の寄与の内訳)、共役が成り立つ条件、共鳴構造と分子軌道の使い分けまでを扱います。

2026年10月15日
反応機構

ペリ環状反応とWoodward–Hoffmann則(付加環化・シグマトロピー転位・電子環状反応)

加熱や光で協奏的に進むペリ環状反応を3種類に分け、共役系のπ分子軌道からフロンティア軌道論とWoodward–Hoffmann則で解説します。同旋・逆旋、[4+2]と[3,3]の数字の意味、芳香族的な遷移状態まで扱います。

2026年9月24日
反応機構

ディールス・アルダー反応の選択性(s-cis配座・エンド則・位置選択性)

どのジエンとジエノフィルがよく反応するのか(s-cis配座・電子求引基)、エンド体とエキソ体のどちらができるのか(エンド則・二次軌道相互作用・速度支配と熱力学支配)、置換基がどの位置に来るのか(オルト・パラ則)、ルイス酸で何が変わるのかを、実験値と近年の議論を交えて解説します。

2026年9月25日